そうだ!「スタバでMac」に迎合してみよう!(中目黒編)
学生の頃、スタバでMacを開いてる人を見ると
「なんや! スカしやがって!(僻み)」とこっちも負けじとスカしておりました。
けど、最近は「ええやん! なんかそれで気分上がるなら積極的にやってけばいいやん!」と、高速手のひら返しを見せつけ、自分もスタバでMacをカタカタしたりしてるのです。
が、ここに至るまでは「あっ、このままじゃ解脱しちゃいそう!」というささやかな危機感がありました…
つい最近まで住んでいた社宅は遊びに来た友達に「ばあちゃんち」呼ばわりされ、挙句には私本体まで「ばあちゃん」と呼ばれるような摩訶不思議ハウスでした。
築40年以上、団地仕様、畳に、押入れ、台所の扉の窓は植物の模様が入ったすりガラス、風呂はガス釜(置き型タイプ)、牛乳瓶受けもついてるよ…
しかし、そんな家ですが、なかなか清潔にリフォームされていて、高台にあるため、夏は風が吹き抜けて結構私本人として気に入っておりました。(夏にクーラーの効いた畳の部屋でゴロゴロするの、結構好きだった)
しかし、ここで一つ問題が。
春が来れば、梅酒をつけ、冬がくれば鍋をする…そんなおばあライフを謳歌していると加速度的に「なんか楽しいことしたろ!みたいなエネルギー」というか、そもそも「外出しよ!」という気持ちさえなくなっていくのです。
なんというか「心のワクワクアンテナ」のようなものも弱まっていくような気がしました。
中野に住んでた頃はよく飲みに行ったり、美術館行ったり、いろんな街行ってたのになん。
そんな訳で、「そうだ! せっかく東京にいるんだし思いっきりオシャレな街に住も!」と思い立ち、東急東横線沿いに引っ越して来た訳です。
「ワクワクアンテナ」を維持するために、無駄に表参道の美容室に行っていましたが(梅酒ばあさんを20代につなぎとめる唯一の命綱)、東急沿線のすかしっぷりは表参道をしのぐ徹底ぶりでありました。
本当は川のこちら側、渋谷寄りの祐天寺や学芸大あたりに住みたかったのですが、現在の私の社会人レベルではかなりエキセントリックな家に住まざるを得ない状況でした。
そこで、川の向こう側に住んだ訳ですが、ここも東急には違いない。これから東急楽しむぞ!私はうきうきしておりました。
そんな中、名古屋から友人が久しぶりに帰ってくるというので、「中目に行こう!」と勇んで声をかけたのです。
通称中目、中目黒。
芸能人もよく出没するというオシャレタウン。
早速改札を出ると蔦屋書店が!
なんつーか、代官山や六本木の蔦屋とはまた一味違う。
店内でオシャレなバンドマンが演奏しちゃってるし。
一歩踏み入れた我々は思わず「すげえ…」とハモってしまいました。
ちなみに中目黒、高架下を大々的にリニューアルし、とても、いや、かなり、いや、超絶オシャレになっておりました。
オシャレ具合はこちらの公式サイトでも伝わってくるかと…
我々は嬉々としてオシャレなカフェに入り、「あ〜、わしら、オシャレやん」と「わしら、なんか、大人やん」と勝手に幸せ係数を高め合っておりました。
↑写真は入りたかったけど混んでて入れなかったおでん屋さん。悲しいから写真だけ…
夕食の時間になり、なんか「素敵な店行こう〜」(雑)と目黒川沿いに向かって歩いておりますと、なにやらまた小洒落た気配が…夜のオシャレな気配って照明がめっちゃ重要な気がしてます。照明プランナーになりたいです。
お店の前の人待ち顔の女性さえ、オシャレです。
私が勝手に「中目最高だわ〜」といたって中身のない感想をのたまっておりますと、「あれ! あれはオシャレ!? オシャレなのっ? これはもはや、オシャレなの?」と日頃名古屋に閉じ込められ、久しぶりにオシャレの風に当てられて少しだけおかしくなった友人が騒ぎ立てて来ました。
「おっ?」
通称中目、中目黒。
オシャレって行き過ぎるとわかりませんよね。
パリコレとか、私には難しいもの。
そんなこんなで私たちは素敵な店(食事も良かったけど店員さんのお気遣いが最高だった)で夕食を食べ、無事、ワクワクアンテナを高めることに成功したのです。
オシャレって、半ば自己満だけど、それはそれで毎日にやる気が出たり、気持ちが乗って作業が進んだりするなら、それでいいよね〜と思う今日この頃です。
自分がしあわせな心持ちでないと、なかなか人にやさしくもなれないですしね!(たんに私の心が狭いという説もある)
ちなみにこの「オシャレ」な記事は、オシャレの代名詞「串カツ田中」でホッピーを飲みつつ書いています。
そういう場所も大好きなのです。オシャレの極み。
大学時代の主たる生息地は高円寺の高架下でした。
それではみなさん、今週もゆるりと過ごしましょう〜。